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【業務別に紹介】キャリアアップを目指す人事が取得するべき資格

人事としての業務は、採用はもちろんのこと、人材育成やケア、情報の管理といったものまで多岐に渡ります。人事担当者は、幅広い業務をこなしていかなければなりません。

そしてそれらの業務を実施していく上で、より効率よく知識を身につける手段として資格取得が挙げられるのではないでしょうか。

今回は、人事のキャリアアップのために役立つ資格を、業務別に紹介していきます。

なぜ資格を取る必要があるのか

その分野の入門書的役割を担っているため

資格は、特定分野の技術や知識を体系的に学べる、入門書的役割を果たしてくれます。基礎的な知識があることで、自身の業務に応用でき、企業の発展や成長に大きく貢献できるようになるでしょう。

特に人事は採用・労務・評価制度・福利厚生など幅広い業務を扱う必要があります。明確な正解がわかりにくい業務であるからこそ、自身で考えて正解を作り出さなければいけません。その際、思考の土台となる基礎知識が得られる資格が役立つのです。

人事業務の質向上に役立つ資格

人材育成で役立つ

『キャリアコンサルタント』

概要

キャリアコンサルティングを行うために必要な資格です。従業員のキャリアプランの形成の補助や職業能力の開発・職業生活設計などの指導や助言を行います。企業内に限らず、大学や行政機関、人材業界などでもニーズがあります。


特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会特定非営利活動法人日本キャリア開発協会の2団体が試験を実施しています。
合格率
21.3%〜77.8%
資格区分と更新

国家資格、5年ごとに更新

※更新する際は、知識講習 8時間以上 技能講習 30時間以上が必要

  ただし技能検定コンサルティング職種に合格した方は、一部免除

料金

学科試験:8,900円

実技試験:29,900円

※すべて税込


キャリアコンサルタント名簿登録

登録手数料: 8,000円(別途、登録免許税9,000円が課税されます)

登録証の再交付又は訂正: 2,000円

※キャリアコンサルタントになるには、名簿への登録が不可欠です。

受講資格
なし
公式サイト

『ビジネス・キャリア検定』

概要

8分野43試験の中から自身にあった分野の試験を選択し、その分野の難易度も自身で決める検定試験です。


分野としては、人事・人材開発・労務管理/経理・財務管理/営業・マーケティング/生産管理/企業法務・総務/ロジティクス/経営情報システム/経営戦略の8つです。等級は1級・2級・3級・BASIC級の4つに分かれており、難易度を自由に選択できます。


上記のように幅広い分野の試験があり、自身が専門的におこなっている業務の実務能力を向上させるための知識を習得できます。

合格率

1級:11%~100%(受験者の母数が少ないため)

2級:23%~56%

3級:41%~69%

BASIC級:受験者無し

平成30年度前期のデータを参照
資格区分と更新

公的資格

※厚生労働省が定める職業能力評価基準に準拠

料金

1級:10,000円

2級:6,990円

3級:5,660円

BASIC級:3,000円

※すべて税込
受講資格
なし
公式サイト

情報管理で役立つ

『マイナンバー実務検定』

概要
全日本情報学習振興協会が主催している、平成25年に成立された「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(通称:マイナンバー法)に関する情報の知識の有無や適当な取り扱いができるかどうかを図る検定です。
合格率
非公開
資格区分と更新
民間資格
料金

1級:10,000円

2級:8,000円

3級:6,000円

※すべて税別
受講資格
なし
公式サイト

『個人情報保護士検定』

概要
全日本情報学習振興協会が主催する個人情報保護法、マイナンバー法などの理解や個人情報に関するリスクマネジメント、セキュリティに関する知識が問われる検定試験。求職者や社員の情報管理を任されている人事にとって、役立つ内容となっています。
合格率
非公開
資格区分と更新
民間資格
料金
10,000円(税別)
受講資格
なし
公式サイト

従業員の健康を守る

『衛生管理者』

概要

衛生管理者は、労働者である従業員の方の健康や労働環境をよく保つための知識を得るための試験です。労働安全衛生法によって定められたもので、国家資格にもなっています。


心地の良い清潔な環境を整えているのかなど、組織の制度の見直しや環境の整備などに役立ちます。また、従業員が50人以上いる職場では、衛生管理者を必ず1名以上置かなければいけないと義務づけられています。


人事は従業員を評価する立場にあります。しかし、それ以前に従業員が十分に力を発揮でき、安全に働ける環境や健康状態にするための制度や組織づくりが大切です。衛生管理者は、そういった働きやすい組織作りや制度を作る際に役に立ちます。

合格率

第一種:45.0%〜57.8%

第二種:54.9%〜69.3%

資格区分と更新
国家資格(第一種、第二種)
料金
6,800円(税別)
受講資格

【学歴と実務経験】

・大学または短大、高等専門学校を卒業し、1年以上の実務経験

・高等学校を卒業し、3年以上の実務経験

・労働衛生の実務経験が10年以上あること

公式サイト

『社会保険労務士』

概要

社会保険労務士は、労務管理や就業規則について相談や指導を行うための資格です。具体的な試験内容としては、労務や雇用、保険、年金に関する法令、労務・社会保険一般常識を選択式と択一式で回答します。


人事には避けて通れない労務の諸問題を始め、社会保険から年金まで学ぶことが必要となるので、資格を得ることで携われる業務は広範囲に渡ります。


また、自社の発展はもちろんのこと、自身のキャリアアップとしても非常に役立つ資格です。

合格率
2.6%〜10.6%
資格区分と更新
国家資格(業務独占資格)
料金
9,000円(税込)
受講資格

下記のいずれか1つに該当し、受験資格を証明できる書類がある場合のみ(一部)


【学歴】

・大学または短大、高等専門学校(5年制)を卒業

・上記以外の厚生労働大臣が認めた学校を卒業

  

【実務経験】

・労働社会保険諸法令の規定に基づいて設立された法人の役員又は従業員として、実務経験が3年以上になる者

・国又は地方公共団体の公務員として、行政事務に従事した期間が通算3年以上になる者


【資格】

・社会保険労務士試験以外の国家資格のうち、厚生労働大臣が認めた国家資格

・司法試験予備試験を合格した者

・行政書士となる資格を有する者

公式サイト

採用マーケティングで役立つ

『マーケティング・ビジネス実務検定』

概要

マーケティング・ビジネス実務検定とは、マーケティングの実務の知識を

総合的に判定するための検定試験です。

マーケティング理論だけではなく、時事情報や実務時例も体系的に学べます。


階級はA級・B級・C級の3つに分かれています。

1番難易度の高いA級は、マーケティング戦略の立案、意思決定ができるレベル。対して難易度の低いC級は、定型業務をこなすために必要なマーケティング 知識をつけることができるレベルとなっています。


人事の大きな業務である採用において、「どのような施策を打てば、募集が集まるのか」など、マーケティング思考を持つことで、自社に合った人材に的確にリーチできるようになります。

合格率
統計データなし
資格区分と更新
民間資格
料金

A級:12,343円

B級:7,150円
C級:5,980円

※すべて税込
受講資格
なし
公式サイト


資格を「無意味なもの」にしないために

取得後にどのように活かすべきかを明確にする

資格取得を目的にするのではなく、その資格を得たら何をするのか、できるようになるのかを先に考えておくことが大切です。無事資格を取得したとしても、そこで得た知識や見聞を活かせなければ意味がありません。「資格取得のための時間とコストが見合っているのか」を考えてみると、より有意義なものとなるのではないでしょうか。

また、人事のキャリアアップに関しても同様のことが言えます。自身がどのような業務をしているのか、どの分野でのキャリアアップを目標としているのかを明確にしておくことが大切です。


株式会社ミクシィ・リクルートメント

株式会社ミクシィ・リクルートメント

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2019-04-18 12:23

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2019-04-16 11:00

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【業務別に紹介】キャリアアップを目指す人事が取得するべき資格

2019-04-11 14:30

業務を実施していく上で、より効率よく知識を身につける手段として資格取得が挙げられるのではないでしょうか。 今回は、人事のキャリアアップのために役立つ資格を、業務別に紹介していきます。

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ヘッドハンティングとは、経営者、経営幹部はもちろんのこと、専門性の高い技術力を持った人材などの優秀な人材を外部からスカウトし、自社に引き入れることを指します。

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インターンシップとは、学生が企業に赴き、その企業での短期的な業務体験や自社業界への理解を深める体験をする就業体験のことを指します。


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