中途入社予定者フォローの必要性と3つの例

 内定後から入社までの期間をどのように過ごすかで、その人の入社に対する熱量は大きく変化します。実際に、多くの企業は新卒の内定者に対し、懇親会や内定式といった様々なイベントを企画されています。

しかし、内定をもらった中途入社の方に対し、そのような機会を設けることはあまりありません。そこで今回は、中途入社予定者に対する入社までのフォローの必要性と具体例を紹介します。

中途入社予定者フォローの必要性


新卒に限らず、今後は中途でも内定者フォローは入社を決定的なものにするために必要不可欠な要素になっていきます。

それは以下のような理由が挙げられるからです。

  • 同期がいないので、環境に馴染めるかより不安に感じやすい
  • 競合からオファーを受けたり、複数内定をもらっている可能性がある
  • 新卒以上に一緒に働く人の姿が見えない

また、内定をもらってから入社するまでには期間があり、そこで改めて考える機会や感情の起伏があると思います。

実際に、内定はもらっていたが、友人から「事業を立ち上げたから手伝ってほしい」と言われ内定を辞退したというケースもあります。

そのような結果にならず、「絶対この企業に入社したい」と思ってもらうためにも、中途入社予定者のフォローは必要なのです。

不人気業界の1つとされているタクシー業界で、内定辞退を防いでいる国際自動車株式会社では、『オープンカンパニー』と称し、内定者の配偶者や家族に会社のことを知ってもらう機会を作っています。

そうすることで、第三者の意識を変化させ納得してもらうことで、辞退を防いでいる事例もあります。

参考元:内定辞退対策で効果大の「オープンカンパニー」。中途採用向けでも奏功

中途入社予定者フォローをする3つの理由

上記で中途入社予定者に対するフォローの必要性を述べました。次にそこで述べたことを含め、フォローをする理由を説明していきます。

入社前の不安を和らげる

リクナビの調査によると、入社前に不安を感じる転職者は67.6%と半数以上の方が、感じています。特に人間関係や職場環境に対して不安を感じる方が多い傾向があることがわかっています。
参照元|https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/11300/

なので、そのような不安を入社予定者のフォローを通じて緩和させ、自社にきて最大限のパフォーマンスを発揮出来るようしてあげましょう。

入社を決める決定打になる

先ほども述べたように、転職活動中は様々な企業を受け、内定を複数持っている人も少なくありません。そうなると、転職者は自ずと「どの企業に行くべきか」を悩みます。

そこで重要になってくるのが「内定者に対するフォロー」なのです。ここが上手くいくことにより、その人が入社を決める決定打になる可能性があります。だからこそ、中途入社予定者にも入社前のフォローは大切なのです。

モチベーションを高める

大体の場合、転職者は様々な企業を受けていると思います。その数ある企業の中から、自社を選んでくれたことに対して、フォローをしてあげることで、より一層自社へ働くことに対するモチベーションが高くなるのです。

その結果、業務に支障が出るどころかより高く、十二分に自身の力を発揮してくれます。

「始めよければ、終わりよし」という諺があるように、入社前にモチベーションを高めておくことで、結果にコミットしてくれる確率は非常に高くなります。

また、モチベーションの高い社員が集まると、スクラム採用リファラル採用が自然と生まれる組織形成ができるといった、他の採用にも影響を及ぼすことが期待できます。

中途入社予定者フォロー 具体例 3選

これまで中途入社予定者のフォローの大切さについて説明してきました。

では具体的にどのような施策をすればいいのでしょうか。今回は3つの具体例を紹介します。

定期的な面談やコミュニケーション

内定をもらったからといって、企業と中途入社予定者の信頼関係はまだ出来上がっていません。その段階で入社まで連絡や接触する機会が無いと、中途入社予定者は不安になります。

だからこそ、定期的な面談や気軽に参加できるランチなどを行うことで、精神的な不安を取り除いてあげることが大切です。

社内見学

中途入社予定者は、自分がどのような環境で働くのか、面接を通じて具体的に知ることができません。なので、事前に働く環境を見せてあげることも効果的です。

これらの環境というものは、なかなか言葉や画像では伝えることが難しく、実際に体感してもらった方がよくわかります。その環境を実際に体感してもらうことで、より自分が働く姿をイメージしやすくなり、モチベーションの向上にも繋がります。

入社式

中途入社は同期という存在がいない、孤独なところから関係を築いて行かなければいけません。もし同時期に入社した社員が複数人いる場合、入社式を開いてみてはいかがでしょうか。

中途入社でも同時期に入社してくれた人たちに対して入社式を行うことで、少しでもそのような気持ちは軽減することができるのではないでしょうか。

まとめ

どうしても内定者のフォローは、新卒ばかりに目がいきがちですが、中途の入社前フォローも大切です。入社する前に内定者と企業とのギャップを埋めることが、社会人経験があるからこそより求められます。

しかし結果的に、中途入社予定のフォローがキチンと出来るようになれば、組織も活性化し、採用も活性化し、企業として成長していくのではないでしょうか。



『従業員体験(Employee Experience)』とは

2019-08-21 10:44

従業員体験( Employee Experience 以下:EX)とは、文字通り従業員がその企業で働くことで得られる体験のことです。具体的には、オフィス環境や福利厚生、オンボーディングなど、従業員が企業で働く上で欠くことのできない直接的要因が多く該当します。 このEXが注目されるようになったのは、IT技術の普及により、労働環境のみえる化ができ、今まで暗黙の了解とされていた長時間残業や社内環境が明るみになったことや、採用難による離職率の低下を防ぐことが多くの企業にとって課題となってきたという背景があります。また、転職が当たり前の市場になりつつあるからこそ、従業員が自社で働く理由を見出す必要が出てきたということもあります。 この体験を通じて、企業は従業員の満足度を高めることを目指しています。従業員の満足度を高めることで、先ほど述べたようにエンゲージメントの向上による離職率の低下や日々の業務の生産性向上に貢献することができるのです。

中途入社予定者フォローの必要性と3つの例

2019-08-19 18:16

内定後から入社までの期間をどのように過ごすかで、その人の入社に対する熱量は大きく変化します。実際に、多くの企業は新卒の内定者に対し、懇親会や内定式といった様々なイベントを企画されています。 しかし、内定をもらった中途入社の方に対し、そのような機会を設けることはあまりありません。そこで今回は、中途入社予定者に対する入社までのフォローの必要性と具体例を紹介します。

『エバンジェリスト』とは

2019-08-16 10:26

エバンジェリストとは、IT業界においてテクニカルエバンジェリストとも呼ばれ、テクノロジーの情報や自社サービスのことを、社内外に分かりやすく説明する、エンジニアとマーケターを合わせたような職種です。もともとエバンジェリストとは、キリスト教における福音主義(evangelicalism)からきており、福音(良い音信)を伝える人を指します。

『アルムナイ』とは

2019-08-08 09:30

アルムナイとは卒業生や同級生を意味する英単語「alumnus」の複数形「alumni」が語源になっています。ビジネス界においては、企業から卒業した人、つまり退職者のことを指します。 海外では主流の考え方の1つで、ハーバード大学、オックスフォード大学などはアルムナイに向けて、イベントを企画したり、アルムナイしか買うことのできないグッズを制作したりしています。 外資系コンサルティング会社アクセンチュアでは、アルムナイに対する様々な制度を設けています。具体的にはインターネット上にクローズドのコミュニティを作り、そこで情報共有を行ったり、スキル・人脈をシェアしたりすることができます。所謂オンラインサロンのような役割を担っているのです。

採用に役立つ!? 企業が副業を導入するメリットと注意するべきポイント

2019-08-06 10:32

2018年から政府の方針として、『副業』が解禁されるようになりました。 リクルートキャリアの調査によると、副業や兼業を容認している企業は、まだ約3割と少ないですが、これからより副業が推進されていくことが予想されます。 現在副業をする側に焦点がいきがちですが、企業としても副業を導入しなければならない体制を整えなければいけません。 では、副業をする上でどのようなメリットがあるのでしょうか。 今回は企業が副業を導入するメリットと注意するべきことを採用と照らし合わせながら、紹介します。


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