『従業員体験(Employee Experience)』とは

従業員体験( Employee Experience 以下:EX)とは、文字通り従業員がその企業で働くことで得られる体験のことです。具体的には、オフィス環境や福利厚生、オンボーディングなど、従業員が企業で働く上で欠くことのできない直接的要因が多く該当します。

このEXが注目されるようになったのは、IT技術の普及により、労働環境のみえる化ができ、今まで暗黙の了解とされていた長時間残業や社内環境が明るみになったことや、採用難による離職率の低下を防ぐことが多くの企業にとって課題となってきたという背景があります。また、転職が当たり前の市場になりつつあるからこそ、従業員が自社で働く理由を見出す必要が出てきたということもあります。

この体験を通じて、企業は従業員の満足度を高めることを目指しています。従業員の満足度を高めることで、先ほど述べたようにエンゲージメントの向上による離職率の低下や日々の業務の生産性向上に貢献することができるのです。

EXを高める主な要素

根本的にEXを高めるのは、従業員自身です。彼ら一人ひとりが切磋琢磨でき、支え合う組織作りをすれば、自ずとEXを高めることができます。

では、そのような組織を作るためには、具体的にどのような体制や風土を作っていけばいいのでしょうか。今回は4つ紹介します。

オンボーディング

オンボーディングは一言で言えば『組織に新しく入社したメンバーが早ければ入社1日目から早期戦力化できるよう、組織としてサポートする仕組み』のことを指します。オンボーディング は入社者の入社後のキャリア形成や不安解消を取り除くだけでなく、自社の文化やルール、組織のあり方などを知ってもらえる貴重な機会です。だからこそしっかり設計してあげることで満足度が高まります。


参考|入社者の定着率向上と早期戦力化を図る「オンボーディング」を成功させる3つのポイントと事例

働く場所の環境を最適化する(オフィス環境など)

従業員の働く環境を整えることで、快適に仕事に取り組むことができ、業務の生産性は高くなります。しかし、オープンなオフィス環境は、コミュニケーションが生まれにくく、生産性が低下するという研究結果も出ているので、その点では注意が必要です。

福利厚生

福利厚生は、従業員はもちろん、求職者に対しても「働きたい」と思わせる重要な要因です。株式会社リクルートキャリアの「第32回転職世論調査」から、多くの求職者は転職の際に福利厚生を重要視することがわかっています。

福利厚生を充実させることで、自社に対する志望度の高い求職者を採用することができ、互いの満足度が高まります。

給与制度

エンジャパン株式会社の調査によると、退職する主な理由として従業員があげるのは「給与が低いこと」という結果が出ています。給与決定に関わる評価制度や賞与に対する見直しをすることも、EXを高める近道になります。

企業として成長するには、事業への投資も大切ですが、それと同じように人への投資も大切なのです。

EXが採用に及ぼす影響

EXが採用に及ぼす影響は、福利厚生の部分でも述べたように、自社に対する志望度の高い求職者に出会える可能性が高くなります。また、EXを高めることでエンゲージメントが比例して高まり、リファラル採用が活発になります。

これらのことからわかるようにEXを高めることは、結果的に企業の成長も促すキッカケになるのです。

Find Job!×ferret 終了と移行のお知らせ

2019-09-17 14:38

いつも「Find Job!×ferret」をご愛読いただき誠にありがとうございます。 この度、Find Job!×ferretは9/30(月)で終了することとなりました。

『従業員体験(Employee Experience)』とは

2019-08-21 10:44

従業員体験( Employee Experience 以下:EX)とは、文字通り従業員がその企業で働くことで得られる体験のことです。具体的には、オフィス環境や福利厚生、オンボーディングなど、従業員が企業で働く上で欠くことのできない直接的要因が多く該当します。 このEXが注目されるようになったのは、IT技術の普及により、労働環境のみえる化ができ、今まで暗黙の了解とされていた長時間残業や社内環境が明るみになったことや、採用難による離職率の低下を防ぐことが多くの企業にとって課題となってきたという背景があります。また、転職が当たり前の市場になりつつあるからこそ、従業員が自社で働く理由を見出す必要が出てきたということもあります。 この体験を通じて、企業は従業員の満足度を高めることを目指しています。従業員の満足度を高めることで、先ほど述べたようにエンゲージメントの向上による離職率の低下や日々の業務の生産性向上に貢献することができるのです。

中途入社予定者フォローの必要性と3つの例

2019-08-19 18:16

内定後から入社までの期間をどのように過ごすかで、その人の入社に対する熱量は大きく変化します。実際に、多くの企業は新卒の内定者に対し、懇親会や内定式といった様々なイベントを企画されています。 しかし、内定をもらった中途入社の方に対し、そのような機会を設けることはあまりありません。そこで今回は、中途入社予定者に対する入社までのフォローの必要性と具体例を紹介します。

『エバンジェリスト』とは

2019-08-16 10:26

エバンジェリストとは、IT業界においてテクニカルエバンジェリストとも呼ばれ、テクノロジーの情報や自社サービスのことを、社内外に分かりやすく説明する、エンジニアとマーケターを合わせたような職種です。もともとエバンジェリストとは、キリスト教における福音主義(evangelicalism)からきており、福音(良い音信)を伝える人を指します。

『アルムナイ』とは

2019-08-08 09:30

アルムナイとは卒業生や同級生を意味する英単語「alumnus」の複数形「alumni」が語源になっています。ビジネス界においては、企業から卒業した人、つまり退職者のことを指します。 海外では主流の考え方の1つで、ハーバード大学、オックスフォード大学などはアルムナイに向けて、イベントを企画したり、アルムナイしか買うことのできないグッズを制作したりしています。 外資系コンサルティング会社アクセンチュアでは、アルムナイに対する様々な制度を設けています。具体的にはインターネット上にクローズドのコミュニティを作り、そこで情報共有を行ったり、スキル・人脈をシェアしたりすることができます。所謂オンラインサロンのような役割を担っているのです。


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